経済リポート誌に取材して頂きました
経済リポート誌に取材して頂き、記事が掲載されました。
後日、WEB版でも紹介されました。
小さなコーナーですが、やはり嬉しいです。
【記事】
メンタル不調は経営リスク 仕組みで未然に防ぐ
メディカルアシスト
代表・産業医 中條克己さん(67)
(精神科医/労働衛生コンサルタント/経営士)
〒700-0821 岡山市北区中山下1-11-15 402号
TEL:050-3126-1551
メンタルヘルスの不調により休職を余儀なくされた社員を抱える企業が増加する中、
全国でも数少ない「労働衛生コンサルタント」の資格を持つ産業医として、
社員のメンタル対策を“仕組み”として整える重要性を伝えているのが、
中條さんだ。
静岡県清水市出身の中條さんは、精神科医として30年近い臨床経験を持ち、
産業医としても10年以上にわたって企業支援に従事。
2021年に産業医事務所を開設し、2023年に独立。
現在は、岡山大学・高尾総司准教授が提唱するメンタルマネジメント理論をもとに、
復職までのロードマップや進捗確認用の書式を活用し、復帰判断の基準を明確にする
実践的支援を企業に提供している。
支援の中心は人事担当者だが、中條さんは「メンタル不調は経営損失。
経営者自身が知るべき課題です」と強調する。
「生産性の低下による損失は、一人あたり年間150万円以上。
休職すれば700万円超。訴訟リスクも含めれば、企業経営に直結する
重大な問題です」。
実際に、退職率20%の職場を4%に改善、再休職率50%超の企業で
それを5%未満に抑制、休職者1人の復職により約1,000万円の
損失削減を実現したケースもある。
「企業と社員の“人的資源”を守るため、全力で支援を続けています」と語る。