なぜやるのか、から始める
──安全衛生の本質とは


墜落制止用器具の特別教育で、
「フォールアレスト(墜落時に備える)」ではなく
「レストレイント(そもそも落ちないよう制限する)」が
最上位のリスク低減措置であることを、体感として知りました。



この順序、本質的対策がすべての対策の最上位にあるという考え方は、
労働安全だけでなく、労働衛生も同じです。



【労働衛生の3管理】

作業環境管理
→作業管理
→健康管理



【リスクアセスメントのリスク低減措置】

本質的対策
→工学的対策
→管理的対策
→個人用保護具



これらの階層はすべて、
上流から整えるという原則を教えています。



そしてそれは、PDCAにおける
「Plan」 や「Check」 が
「Do」 や 「Act」 よりも上位概念であることにも通じています。



すべての出発点は、
「なぜ、やるのか?」 という問いから。



本質に立ち返る姿勢こそが、
真の安全衛生活動を支えます。



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