健診2次受診率100%は難しくない
「職場は働く場所」
この原理原則と、安全配慮義務の視点があれば、
健診の2次受診率、特に高リスク者を含めても、
100%の達成は決して難しくありません。
重要なのは、企業の中に「判断基準」と「運用の仕組」があることです。
これが整えば、医師に丸投げするような、
いびつな依存関係からも抜け出せます。
医師は「専門的判断を提供する立場」であり、
企業は「労務の最終判断をする主体」です。
この役割をお互いに尊重し合える“適切で対等な関係”が生まれます。
受診勧奨や就業判定を「医師任せ」にしない、
それが、健康管理を経営の土台に据える第一歩です。