社会脳テスト:問題解決型に慣れた脳

”問題解決型”に慣れた脳は、
”抽象や理想”に向くと動きにくくなる。

「もっと良くしていくには?」
「今後のありたい姿は?」

そう聞かれたとき、「モヤモヤする」と言う上司が少なくありません。
日本の企業にはこのタイプの方が多い印象があります。

これは個人の資質というより、“脳の使い方のクセ”に起因します。

「社会脳テスト」では、

・左脳俯瞰(目的達成・論理思考)
・右脳分析(他者評価や成果への意識)

が高すぎる方に、この傾向が強く見られます。

このタイプの方は、

「問題は何?どこ?」
「具体的には?」
「技術的に正しいか?」
「目的に合っているか?」

などで判断することに馴染んできた企業人。

一方で、相手の特性や場の雰囲気に応じて、柔軟に考えることはやや苦手です。

だからこそ、
「問題を見つけて解決するだけ」では立ち行かない場面——

例えば、

抽象的なビジョンづくりや、
0→1のアイデア発想、
曖昧な課題の共有といったフェーズ——

では、本人も組織も立ち止まってしまうのです。


そんなときこそ、まずは脳のバランスを知ること。

「感じたことを言葉にしてみる」
「曖昧な問いにあえて向き合う」
といった“脳の柔軟体操(脳トレ)”から始めてみると、
驚くほど変わります。



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