⾯接シナリオ
契約先の事業所で、対応が⾮常に難しい、難渋例、問題社員について
相談されるケースがあります。
こんな時は、岡⼭⼤学の⾼尾総司先⽣が提唱されている
「⾯接シナリオによる対応」を提案し、シナリオの構築⽀援を
⾏うことがあります。
会社側が就業規則に則り、⾼尾メソッドの考え⽅、スタンスに基づいて、
会社が伝えたいことを、⽂書化し、⾯接のシナリオや役割分担を決めて、
ケースに対応する⽅法です。
基本的に、会社側が伝えるべき伝えたい内容は、
全て⽂書化するので、⾯接ではそれに沿って読み上げること、
どんな答えに窮するような難問が⾶んできても、
⼀貫したメッセージを伝えられます。
今までの⾯接にはない、画期的な⽅法と思います。
結果的に、難渋例、問題ケースと認識されていた従業員も、
やるべきことが明確になり、
従来型の⾯接でありがちな失敗を予防できます。
さらに、シナリオ作成段階から、⼈事と産業医が連携し、
⾯接でも役割分担で協⼒してケースに向き合うため、
⼈事と産業医の連携が⾮常に強まる傾向さえあります。
⼤半の相談ケースは、通常のメソッドの戦略と戦術で、
なんとか解決に向かうが、それでは⽴ち⾏かないケースには、
⾮常にお勧めの⽅法です。
すべてのケースで、双⽅が満⾜するような結果になる訳ではありませんし、残念ながら退職につ
ながる場合もありますが、
⼤きく揉めずに終われるケースが多いと感じます。
これまで5回、印象的な事例で、作成と⾯接のサポートをし、
全例で解決に導くことができました。