自己受容と自己肯定感
採用には困らず優秀な社員は入ってくるが、
早期離職に悩む企業の事例での学びが深かったので、
共有いたします。
以下の取り組みを数年行ったが、
離職率における成果はなしだったそうです。
・メンター制度
・上司面談
・ストレスチェック頻度アップ
・産業医や心理職の面談
「脳活」(社会脳テストに基づくワークショップ)により
「自分の脳の使い方」を知り、
「変える」ではなく、「自己受容」
つまり「あるがままの自分を受け入れる」
ところからスタート。
次に、「他者受容」→「共同体感覚」というポイントで
ワークを進める事で、離職率が激減したとのことです。
「自己受容」とはありのままの自分を
(マイナスも含めて)受け入れること。
似ている言葉である「自己肯定感」は、
ありのままの自分を肯定的にポシティブに捉えること。
と、微妙に異なります。
後者は”輸入物”の考え方ですが、
不安遺伝子を持つ割合が多い日本人には、
脳科学的には少し抵抗や無理が生じるなど、
準備ができてない人にそのまま適応しようとしても
上手くいかない場合があります。
東洋人の感性という意味でも、
まずは「ありのまま受け入れる」から入る方が
しっくりいくような気がしています。
「脳活(社会脳テスト)」は、「問活」とともに、
当事務所の育成系研修の2本柱です。
https://industrial-ph.com/service/
下図は(株)カイマネージさん資料より